2014年8月16日土曜日

アンコールワットへの道①〜愕然!台風による遅延、乗り継ぎに間に合わない!〜

8月10日早朝

「私たちの飛行機遅れてる」

それを聞いたのは出発当日の朝5時頃だった。僕たちは自分の乗る飛行機が遅延や欠航しないかどうか、ずっと気にかけていた。ちょうど台風11号が関西に接近していたのだ。彼女は朝早くに目を覚まし、スマホで関西空港のサイトから本日のフライト情報を確認し、そう言った。

悪い予感は的中してしまった。経由地である上海行きの中国東方航空MU516便は本来であれば14:10発であったが、17:30分発にまで遅れていた。となると関空から上海までの飛行時間は約2時間20分、よって上海に到着するのは現地時間18:50。上海からシェムリアップ行きのMU513便は現地時間19:10発のため、乗り継ぎに間に合わない可能性がかなり出てきてしまった。

けれど僕はこういうこともあろうかと、前日に中国東方航空の関空―上海間の便を調べておいた。その日、僕たちが乗る便の他にも関空―上海間の便は6便あった。そのうち2便はまだ遅延情報が出ておらず、その2便のいずれかに乗れば、乗り継ぎ便に間に合う計算だった。

そして僕は決心した。まだ朝5時半だったが、今すぐ空港へ向かい、遅延してない便に振り替えてもらおうと考えた。おそらく他の乗客も同じことを考えるだろう。こういうのは先に言ったもん勝ちだ。僕たちは6時45分発のバスに乗り、空港を目指した。

7時40分、予定通りに関空に到着。中国東方航空のチェックインカウンターにはすでに行列ができた。「ヤバイ!みんな行動が早いな」と焦ったが、この行列はMU730便9:40発のチェックインのために並んでいる乗客たちだった。しかもこのMU730便も17:30発まで遅れていた。

とりあえず僕たちも便を振り替えてもらうために並んだ。スタッフが1人、行列の側に立っていたので、そのスタッフに尋ねてみた。しかしそのスタッフの返答は「今はMU730便のチェックインだけを受け付けているので、今並ばれても、対応ができないかもしれません」だった。可能性は低くてもいい、とにかく僕たちは並んだ。

数十分待って、やっと僕たちの番が来た。

僕:「僕たちが乗る予定のMU516便なんですが、遅れてますよね?このままだと乗り継ぎ便に間に合わないので、それに間に合う便に振り替えてもらいますか?」
スタッフ:「本日の中国東方航空の便は台風の影響によりすべて17:30発になってます」

なにー!?全便17:30発だとー!!
確かに他の便も17:30まで遅れていると関空のフライト情報ではあった。しかし僕が目を付けていたそれに乗れば間に合う2便にはまだ遅延情報がでていない。もしやこのスタッフ、面倒だから適当にそんなこと言ってるのではないだろうか。オレを甘く見るなよ、オレはちゃんと知ってるんだぞー!そこで僕は「MU8724便とMU8764便は予定通り飛ぶんですよね?それに振り替えてくださいよ」と頼んでみた。
しかしそのスタッフの回答はこうだった。「その2便は日本航空との共同便でJAL機材を使用するので、その場合は振り替えができません」
な、なんと!欠航や遅延になった時に備え、万全の準備はしてきたつもりだったが、そういう航空会社の都合があるとは知らなかった。これにはがっくり。ちょっと粘ってみたが、やはりこればかりは無理だという。

どうやら僕たちは17:30発になってしまった元々のMU516便に乗るほか方法はなさそうだった。

<<続く>>



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