2013年7月3日水曜日

週末海外!チョコレートブティック〜日本人に出会う〜


レイス通りにあるチョコレート専門店「Chocolate Boutique」。僕たちは開店する9時よりも30分前にはもう着いてしまった。しばらく休憩。しかし暑い。汗が流れる。

入り口付近にあったカカオの木。初めて見た。

9時前になると、1人の女性スタッフがやってきた。ようやく入れそうな勢い。しばらくすると、手招きをして「入っていいよ」と言ってくれた。

店内はすべてチョコレート。とコーヒーも並んでいる。




店に入ると、まず「日本人ですか?中国人ですか?」と聞かれた。「日本人だ」と答えると、「ちょっと待ってて」と良い、奥へと去っていった。しばらくすると違う女性のスタッフがでてきた。どうやら日本語がちょっと話せるスタッフのようだ。

「今からツアーやるけど、良いですか?」
「ツアー」の意味が僕には理解できなかったが、とりあえず「うん」と言った。

案内されると、「これはティアミスチョコレート」と言って試食をさしてくれる。食べ終わると、今度は隣にあったチョコの試食品を取り出し、「これはコーヒーチョコレート」と言って、また食べさしてくれる。どうやらひとつひとつチョコレートを紹介してくれ、試食させてくれるようだ。これはこれはご丁寧だ。

チョコレートの種類は多岐にわたるので、本当にいろんな味わいを楽しめる。それぞれ全く味が違うので、自分好みのチョコが見つかるはずだ。

ツアーが終わり、自由時間。すると入り口からとても流暢な「おはようございます」という声が聞こえた。

日本人?

出てきたのは40代くらいの女性(Nさん)だった。「日本人ですか?」と聞くと、「はい、そうですよ!」と元気な返事が返ってきた。

「マレーシア在住なんですか?」
「はい、まだ移住して4ヶ月くらいですけど」

いつかはマレーシアに住んでみたいと思っていた僕は一瞬にして、この人に憧れを持つようになった。

「どうやったらマレーシアに住めるんですか??」
「簡単に住めますよ。私より若いんだから!」

話を聞くと、Nさんは3人の子を持つシングルマザーだった。これにはびっくり。Nさんからすれば、僕たちは若いし、子供もいないんだから、簡単に移住できるはずなのに!といったところだろう。しかしマレーシアに移住したのには深い理由があった。

もともとNさんは福島県に住んでいた。しかし東日本大震災が発生し、原発事故から避難するため実家のある和歌山県へ移住。その後大阪府が震災がれきの受け入れを表明したことから、放射能が和歌山の方まで飛んでくるかもしれない、せっかく和歌山に逃げてきたのに、これでは意味がない。もう日本には住めないと思い、子供3人を連れてマレーシア移住を決心したのだという。

日本に帰り、Nさんの名前を検索してみると、原発反対運動やそれに関する講演会などに積極的に参加している方だということがわかった。

魅力的に見えるマレーシア移住の裏にはそんな深刻な理由があったのだ。

「最近はここでお友達もできて、コミュニティーに馴染めてきたところです」

しかしそんな過去があったとは思えないほど、Nさんは活き活きとしており、今の生活をとても楽しんでいるように見えた。今の仕事はマレーシアには日本人会があってそこで紹介してもらったのだという。

Nさんに出会えたことは僕にとってとても貴重なことだった。住むためには何が必要かいろいろ教えてくれたし、何よりマレーシアに住む日本人とパイプができたことが嬉しい。いつか移住したい僕にとってとても大きな存在だ。

ところで、気になっていたあの大量の青い旗。Nさんが答えを知っていた。
「今日はマレーシアの総選挙の日なんです」
やっぱり選挙だったのか。しかし総選挙とはこれまた驚いた。
「今回の選挙では野党が勝つと言われていて、もし野党が勝てばいたるところで暴動が起きるかもしれません。気をつけてくださいね」

えーー!?暴動!?
聞けば、暴動に備え、多くの店では店を閉めるのだという。大変な時期に来てしまったもんである。

今日の夜にKLに戻ることを告げると、KLの方がもっと危険だということだった。これは本当に注意しなければ。

しばらくお話をしたあと、お土産のコーヒーチョコレート(これが一番好きだった)を買い、Nさんと記念撮影。とても良い思い出になった。今度またお会いできることがあればぜひ会いたい。またマレーシア移住に向けてアドバイスを頂きに行こう。

<<続く>>



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