2012年11月6日火曜日

週末海外!三連休で台北へ!

11月2日〜4日の三連休を利用して台北に行ってきました。社会人になってから海外旅行は2度目です(1度目は10月に行ったチェジュ島)。今回の旅も沢山の写真とともに綴っていきたいと思います。

台北への旅一日目、と言いたいところだが、今回の旅は一日目の前日から始まる。どういうことかと言えば、今回乗る飛行機(PEACH)の出発時間が朝7時ととても早いのだ。そのため少なくとも1時間前の6時には関西空港に到着しておかなければならない。しかし大阪市内に住んでいる僕にとって、始発に乗っても朝6時に間に合うかどうかはとても微妙な話で、そんなわけで、絶対に乗り遅れないためには前日に関空入りし、関空で寝泊まりするしか方法はなかった(関西空港は24時間営業なので寝泊まりが可能)。

一日目の前日、仕事を終え、森之宮駅で今回旅を共にするパートナーと合流する。このとき夜の10時30分。天王寺で関空快速に乗り換え、関空を目指す。関空に近づくにつれ、乗客の数がだんたんと少なくなってくる。さすがにこの時間帯に関空へ向かう人は少ない。

僕らが乗っていた車両には僕らを除き、一組のみとなっていた。大きいスーツケースの持った中年グループだった。関西空港駅のひとつ手前の駅、りんくうタウン駅で彼らは降りて、その車両にはついに僕らのみとなった。朝早い便の場合、りんくうタウン駅周辺にあるホテルに泊まるが最も健常的な手段だ。彼らもおそらく朝早い便に備え、りんくうタウンのホテルに泊まりにいくのだろう。しかしお金のない僕らに台湾に行く前からお金は使ってられない。僕らは空港で寝泊まりする方法を選んだ。空港内にはネットカフェもあるし、そこの個室に泊まろうと考えていた。

関西空港駅に到着。最終的にこの電車に残っていたのは僕らを入れて5人だった。かなりマイノリティーである。まあ誰もしないようなことをするのが僕は好きである。

右側はすでに閉店したTSUTAYA書店。

関西空港内。見事に人はパラパラとしかいない。清掃員が床を清掃しているくらいだ。しかし少なからず僕らと同じ事を考えている人たちはいた。すでにベンチに寝そべっている人もいた。ほとんどお店は閉まっていて、開いているのはマクドナルドとローソンだけだ。というよりこの2店はこの関西空港という場所で24時間オープンする意味があるのだろうか。この時間帯に働くアルバイトはさぞかし楽であろう。

そんな中、驚くべき光景に遭遇した。なんと80歳代くらいかと思われる腰の曲がったおばあちゃんを連れた3人グループ(後の2人は娘と孫であろう)が僕らと同じように空港内で寝泊まりしようとしていた。おいおい、そんなおばあちゃんがいるんならホテルに泊まれよ!大丈夫か!?。彼女たちはいったいどういう経緯でここまでに至ったのだろう。ホテルに泊まるという選択肢はなかったのか。もう少し遅い飛行機に乗るという選択肢はなかったのか。世の中には実に不思議な人たちがいるものである。

明かりが半分消え、誰もいないカウンター。時計は午前0時30分を指している。
午前0時頃、アナウンスが流れる。一部の出入り口が閉鎖され、電気が部分的に消されるということだった。最後に意外なアナウンスもあった。なんと案内センターで毛布の無料貸し出しを行っているというのだ。僕らみたいな乗客のためにちゃんと空港は気を使ってくれているのだ。

関西空港には「KIXエアポートラウンジ」というネットカフェがある。とはいってもネットカフェと言っては失礼なほどお洒落な空間である。パートナーとは今日は空港のベンチで寝よう、とは言っていたものの、自分の中では半分冗談で、本当は「KIXエアポートラウンジ」で寝泊まりをする予定であった。しかし、考えが甘かった。ラウンジの個室はとっくに満室になっていたのだ。少し冷静に考えれば、ここが満室になるなんてことは十分に予測できた。同じような考えを持っている人は自分以外にももちろんいるのだ。

僕らは本当にベンチで寝ることになってしまった。さっそく案内センターで毛布をもらいに行く。中にはちゃんと勤務している人がいた。表に名前を書いて、難なく毛布を手に入れる。大きすぎず、小さすぎず、ちょうど良いサイズだ。

ベンチで寝る準備をしていると、関空の交番に駐在するお巡りさん3名が寝泊まりする人に声をかけている。やがてこっちにも向かってる。警察官がこっちに向かってくる光景というのはあまり気持ちの良いものではないが、何も悪いことはしていないので、堂々と待ち構える。「今日は泊まられるんですか?」とお巡りさん。「はい。明日朝早い飛行機に乗るので」と僕。『ピーチ?』とお巡りさんが再び聞いてくる。ピーチが就航したせいで、ここで寝泊まりする乗客が増えたんだよな〜というような尋ね方だった。「お荷物の盗難だけは気をつけてくださいね」と言い、お巡りさんたちは去っていった。

僕が実際に寝たベンチ。

毛布はあるもののなかなか寝付けない。電気は半分くらい消えているが、十分明るい。僕は少しでも明かりがあるとなかなか寝付けない人間なので、これには苦労した。結局午前3時くらいまでは寝る事ができなかった。それに比べ、僕のパートナーはすやすやと寝ている。とても上品で清純な女の子なのだが、こんなところで寝られるとはなんとも意外である。「私はどこでも寝られるの」と彼女は言っていた。

1時間くらいは就寝でき、午前4時からは再び寝られない状態が続く。というよりもうここまでこれば寝る必要なない。チェックイン時刻になるまでひたすらぼーっと待つ。5時くらいになると電気が再びつき始め、空港のアナウンス音が流れ始める。空港内は少しずつ騒がしくなってきた。

良い時間になったところでチェックインカウンターへと向かう。LCCであるPEACHのチェックインカウンターは10月28日に新しくできた第2ターミナルにある。電車の駅を挟んで第2ターミナルとは反対側にあるエアロプラザからバスでそこへと向かう。

バスの車内。
外はまだ暗く肌寒い。しかしバスは5分に1本くらいのペースで来るので、ほとんど待つ必要はなかった。ありがたい。バスでの移動中、まだ月がはっきりと見える。まだ早朝だというのに、もう1日の半分は過ごした気分だ。身体がだるい。こんなことならあの中年グループのようにりんくうタウンのホテルに泊まっておけばよかった、と少し後悔した。


0 件のコメント:

コメントを投稿