2012年4月15日日曜日

終身雇用によって日本人は嫌いな仕事をさせられている

http://overseas.cn.yahoo.com/ypen/20120414/987935.html 中国YAHOO 2012.4.14



日本人と言えば、みんなおそらく「仕事にまじめ、責任感がある」、「礼儀正しい」などの褒め言葉を思い浮かべるだろう。しかし、社会科学学者の明治大学教授鈴木賢志氏の著書『日本人の価値観』の中では、日本人は仕事が嫌いだ、という意外なふたつのデータを紹介している。


ひとつは「世界各国の仕事に対する態度ランキング」。このランキングは「休息を犠牲にして仕事ができるか」との問いに基づいたもので、各国サラリーマンの同意度をランキングしたものである。それでは日本は79ヶ国中最下位で、日本人が一番仕事のために休息を犠牲にしたくないと考えている。そのほかイタリアが51位、アメリカが70位、オーストラリアが72位、スウェーデンが74位、イギリスが77位、オランダが78位と欧米諸国は下位のほうに位置している。対照的に、多くの発展途上国の人々は仕事のために休息を犠牲にできると回答した。


これからわかるように、発展途上国にとって、仕事は“生存”を意味する。衣食が満ち足りている欧米諸国にとっては、休息がもっとも大切なのだ。上述の「日本人は仕事が嫌い」という結果と「日本人は会社が嫌い」というまた別の調査結果は偶然ではなく、「年功序列と終身雇用制度が日本人を幸せにしている」という事実はまったく存在しないのだ。


ふたつ目のデータは「仕事は単にお金を稼ぐための手段か」との問いに、各国サラリーマンの同意度を分析し、“仕事=金”だと考えている国別ランキングである。日本は12位、韓国が9位、台湾が10位、で先進国と発展途上国とも上位にある。しかし、欧米の先進国の人々は仕事は完全にお金のためではない、と考えている。


両者を比較すると、仕事=お金ではないと考える欧米諸国が採用しているのはいわゆる「労働者階級にとっては不幸な自由主義的な雇用制度」で、成果がなければ解雇されうるといったものだ。しかし終身雇用制の保護下に見えるのは無理矢理その日暮らしをする日本人だ。お金のために働く日本人と、価値を求めるために働く欧米人、この両極端の価値観は競争、自由主義下においての“幸福”について考えさせられる。終身雇用は必ずしも幸せだとは限らないのだ。


中国語で終身雇用はそのまま「終身雇用」、年功序列は「论资排辈」です。


1 件のコメント:

  1. どうしても正社員になれない派遣社員、パートタイマーにこの記事を読んでもらったらどんな意見が出てくるのでしょう??聞いてみたいです。
    日本には長らく日本特有の価値観があったはずです。小泉首相の時、欧米型の制度を導入した結果、人は使い捨てにかわっていったような気がします。成果主義などをとりいれるなら、まず子供の教育から変えて行かないといけませんね。
    終身雇用制があって初めて結婚とか人生の計画がたてられるのではないでしょうか。競争して生き残っていける能力のある人はいいでしょうが、その他大勢はどうなるのでしょうね?? 衣食足って礼節を知る。
    年収著しく下がっています。日本はどこへ流れていくのでしょうね。
    中国をみていると、1970年前後の貧しくても希望に満ちた上り坂の時代の日本を見ているようです。

    いまいち、理解に苦しむ記事でした。

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