2012年3月2日金曜日

中国人留学生が見た日本6

日本メディアには少し不快に感じることもあるが、私は認める必要もあると思う。確かに一部分は事実であるからだ。ただ日本人は少し知っているだけで、後は知らない。多くの報道が素材を選ばず、また製作者の固定観念が混合しているからだ。例えば著作権問題で言うと、日本のテレビは頻繁に中国の海賊版、商標権の登録、偽ブランドの売買について報道するが、中国政府がそのような違法行為撲滅のために、法律を制定し現状を変える努力をしていることはほとんど報道されない。環境問題で言えば、日本人は中国の汚染がひどいことは知っているが、中国政府が20年前から環境問題を意識し、ここ数年で環境問題に力を入れ、改善されていることは知らない。また日本の環境整備を手本とし学び、日本が経済成長時に経験した、発展を優先したがために後から環境問題に追われるという失敗をできるだけ繰り返さないようにしているのだ。


私は日本の学生たちに中国の国情と日本のとは違うことを説明した。私たちの観点には大きな違いがあるが、決して真っ向から対立しているわけではく、理解さえできれば、友好がやってくるのだ。授業が終わった後、AとBのアンケート結果を整理した。驚いたことに中国と中国人に対しての印象が、はじめのAのアンケートでは「良くない」が多かったけれども、後のBのアンケートでは「良くなった」、「少しは理解できた」という回答があった。感想の中にはこのようなことが書かれていた。「中国の印象はメディアの影響に左右されていたけれど、これからは自分で中国を見て、自分で判断したいと思った」、「中国人と日本人にはそんな大きな違いはない。私たちは今まで視野が狭かった。異国の文化に対して寛容さが欠乏していた」、「外国人がどのように日本を見ているか理解できた。」、「日中間は本当に交流が不足している。あなたのような人が増えて、今日みたいな交流をしてくれれば良くなるだろう」、「ちゃんと話し合えば、中国と日本は友達になれる」。私が最も嬉しかったのは次の言葉である。「祖国を抜け出して日本に来るのは勇気が必要。わたしはあなたが日中青年間の架け橋になっていると思います。がんばってください。今後も私たちに相互理解を深めさせる活動をしてください」。


同年代の回答を読み終わり、とてもうれしくなった。私の力は小さいけれど、とても有意義な一時間を過ごしたと思う。日中間には多くの誤解や偏見があり、直接的な交流も不足している。すべての物事には長いプロセスが必要で、自らの努力で、日中青年間において相互理解の窓口になりたいと考えている。

http://overseas.cn.yahoo.com/ypen/20120210/855521_2.html(中国ヤフー)2月10日


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