2012年2月18日土曜日

中国人留学生が見た日本2

筆者が来日して3年、日本メディアの中国に関する報道の仕方が過激であることが身にしみてよくわかった。彼らは客観公正と主張しているが、利益追求のために常に都合のよい部分だけを取り上げている。日本には有名なNHK以外にも、多くの民放のテレビ局があり、主な収入は広告収入である。これでは、どんな番組を制作しても、どんな角度から報道しても、高視聴率をとることが最終目標となってしまう。言い換えれば、内容が客観公正であるかどうか、正確であるかどうかにかかわらず、多くの視聴者が見てくれればそれでいいのだ。加えて、日中両国にはもともと、誤解や特殊な民族感情が存在し、日本メディアは中国の負の部分を報道することに容赦ない。何か悪い事が起こったり、あっけにとられるような事件があればあるほど、日本メディアは注目し、大きく報道をし、大袈裟なほどの音響効果を用い、誇張された解説をし、ゴールデンタイムで全国放送をする。日本家庭の食卓では、秋刀魚を食べながら、目を丸くし、「お母さん、中国ってこんな国だったの!?」と声を上げる。自ら交流する日本人、本当の中国を理解する日本人は少なく、これらが中国に悪のイメージを植え付ける原因となっている。私はメディアの巨大な影響力と鵜呑みにする日本人の無知さを感じざるを得ない。日本メディアの立場は一日ではならず、すぐに変化させることは不可能だ。私が憂慮しているのは、人々が長期的にメディアに翻弄され、彼らの中に根強い固定観念が形成され、出来事の真偽の分別されできなくなってしまい、最後には自分で判断する能力が失われてしまうことだ。この状況を変えるには自身の体験、自分での判断、自分の目で見る、自分の頭で考えるなどの努力をすることだ。メディアの一方的な報道に満足したり、メディアの奴隷になってはならない。

http://overseas.cn.yahoo.com/ypen/20120210/855521_1.html(中国ヤフー)2月10日

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