2012年2月16日木曜日

中国人留学生が見た日本1





日本と言えば何を思い浮かべるであろうか。富士山ふもとの桜、あっさりとした日本料理、残忍極まりない歴史の写真、凶悪な“日本鬼子”、技術進歩した電化製品、発展したマンガ産業、靖国参拝する政治家、中国のことを悪く報道する日本メディア、ステレオタイプ型の日本の国民性、品質の良いトヨタ自動車、中国船船長が逮捕された事件、突如発生した尖閣諸島事件。

日本は本当にそんなに美しいのか。日本は本当にそんなに悪なのか。日本人の目には、私たち中国人と中国はどのように映っているいるのだろうか。あなたが日本が好きでも、日本人は同じようにあなたが好きだろうか。あなたが日本が嫌いでも、日本人は同じようにあなたが嫌いだろうか。そのような疑問を抱いて、1989年生まれの私は3年前、日本という地を踏み入れた。留学生という身分で、日本を見て、祖国を見ると、いつも文化の違いや観念的な衝突を感じ、理解や交流の不足が身にしみてよくわかる。

少し前、先生に頼まれて、私は名古屋の東海学園大学へやってきた。「多文化理解中国」のクラスで、留学生の身分として、日本の同年代に向けて30分間の講演をし、自身の経歴や日本で感じた文化の違いを話し、客観的に祖国を紹介し、中国について異なる考えを打ち明けた。

発言に説得性を持たせるため、事前にこの授業を担当した松尾先生に指導していただいた。先生は私の前に資料を持ち出し、「これは授業前に学生に対し行ったアンケート結果です。率直に言って、あなたを不愉快にさせるかもしれませんが、参考にしてください」とおっしゃってくれた。それは日本の学生が中国を含む外国、外国人の印象についての調査であった。私は特に中国に関連のある部分を見て、読み始めると、不愉快になってきた。アンケート結果では、ほとんどの日本人学生の中国及び中国人に対しての印象が悪かったのだ。“環境が悪く、水や食べ物に毒があるかもしれない”、“偽物や海賊版ばかりの国”、“中国製は安いが質が悪い”、“中国人は礼儀がなく、話し方がうるさく程度を知らない”、“みんなマナーがなく、秩序が乱れている”、“中国人は反日で、日本人を敵視している”。少しだが、中国に対して評価する回答もあった。“実際に会ってみると中国人はとても人情味がある”、“周りの中国の友達は自分に対してやさしい”、“中国の同世代は勤勉で積極的で楽観的だ”、などである。アンケートの詳細に見てわかったことだが、中国に対して悪い印象を抱いている日本人はほとんど中国に行ったことがなく、中国人と接したこともない。彼らは主にメディアを通して中国を理解している。逆に中国に対して良い印象を持っている日本人は、何度か中国に行ったことがあり、留学先やみじかに中国の友達と交流した経験がある。直接交流することはお互いの誤解を解消し、双方を理解するにはもっとも近道で効果的な方法なのだと私は感じた。





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