2012年12月24日月曜日

LCCを極める②

現在、日本の航空会社が出資しているLCCは主に「ピーチ・アビエーション(全日空38.67%)」、「ジェットスター・ジャパン(日本航空33.3%)」、「エアアジア・ジャパン(全日空67%)」の三社です。この三社はすっかり有名になりましたが、ここでは日本に就航している海外のLCCを紹介します。海外のLCCも使えばもっと旅の選択肢は広がるでしょう。

チェジュ航空
まずは韓国のチェジュ航空。その名の通り、チェジュ島との路線を結ぶLCCです(関空のみ)。チェジュ島以外にもソウル(仁川と金浦)を結ぶ路線があります(これは関空、名古屋、福岡から路線あり、福岡は仁川のみ)。関空〜チェジュ島は水、金、日曜日に、関空〜仁川は毎日運行しています。LCCには珍しく受託手荷物は20kg以下なら無料で、簡単な機内食もあります。また独自のマイレージサービスもあり、貯まると(かなりの回数を乗らないといけませんが)、航空券と交換ができるようです。僕も一度利用してみたいのですが、仁川からバンコク、グアムへ行く路線もあるので、韓国から格安でグアムに行く事もできるかもしれません。また機内では乗務員がコスチュームをしじゃんけん大会を開催したりとイベントも満載なとても可愛らしい航空会社です。
チェジュ航空の機体。オレンジ色が特徴。
じゃんけん大会の様子

続いて春秋航空。2005年に中国唯一の民間会社として誕生した春秋航空は上海(浦東)を拠点とし、現在日本では高松、佐賀、茨城に就航しています。高松間は火、木、日曜日、佐賀間は月、水、土曜日、茨城間は月、火、木、金、土、日曜日に各一日一便運航しています。中国国内の路線も充実しているので、上海まで行ってそこから中国各都市へ旅する事も可能です。常時セールがあり99元から乗れちゃう航空券もあります。

大韓航空の子会社として誕生したジンエアー。日本では新千歳空港と那覇空港に就航しています。こちらもソウルから、バンコクやグアム、セブなどに行けるので、韓国から第三国への旅が可能です。

<<続く>>

2012年12月17日月曜日

LCCを極める①

これから数回に渡って「LCCを極める」をテーマに、僕なりのLCCの活用方法を書いていきたいと思います。
第1回目は「時刻表を見ること」です。たいてい航空券を予約する時は出発地、目的地、日付を入力し、航空券を探します。そしてその検索結果を見て、「時間帯が悪いなあ」とか「この日の飛行機はなかった」とか思うわけですが、まずはその航空会社の時刻表を見てみる事をおすすめします。時刻表全体を見てみれば、「この都市にこんな時間に飛行機が飛んでいるのか」とか「金曜日だったら良い時間帯に飛行機がある」など、旅のプランを立てるのに非常に役立ちます。中にはこんな時間に飛んでいるのか、と思うものもあります。例えばPEACHで行く関空〜香港間。1日に1便あって、関空発の時間は夜の9時10分。一見とんでもない時間ですが、考え方を変えれば、会社帰りの平日でも出発することができます。そして香港発は深夜1時15分(関空着が5時45分)なので、仕事がある日でも(まあ大阪市内や南のほうの人なら)、何とか間に合います。つまり中一日あれば、丸一日、中二日あれば、丸二日香港を楽しめるわけです。まさに週末海外にはぴったりです。ちなみに香港空港は深夜でもバスが出ているので、深夜に到着しても市内には行けます。また香港〜マカオ間のフェリーも24時間出ているので、先にマカオへ行ってカジノを楽しむ事も可能です。時刻表をジロジロ眺めることで、今まで思いつかなかった旅のプランが見えてくるかもしれません。
また複数のLCCの時刻表を見る事でより旅の選択肢が広がります。LCCは片道から気軽に航空券を買う事ができます。なので行きはこの航空会社で行って、帰りは違う航空会社で、ということも可能なわけです。例えば僕の台北旅行の場合、朝出発のあるPEACHで行ったのですが、帰りも同じPEACHとなると、台北を朝早く出発しなければなりませんでした(現在は18:35発の便もあります)。なので帰りはジェットスターを選びました。こんな感じで違う航空会社を使う事で、旅の選択肢が広がり、また時刻表と片道航空券を駆使することで日本からA国、A国からB国、B国から日本へというパターンも可能になってきます。

LCCは旅の可能性を確実に広げてくれています。日本だけでなく、海外のLCCも極めれば、可能性はもっと広がります。LCCで世界一周旅行!これが僕の夢のひとつです。


2012年11月29日木曜日

週末海外!台北の旅を終えて

今までの記事に書かなかった台湾のあれこれをいくつか紹介したい。





まずは「50嵐」というドリンク屋さん。チェーン店なのでどこにでもある。ここのタピオカミルクティーはおそらく世界一美味い。日本のものなど比較にならない。ここのほうが量も多いし、安い。
ミルクティー以外にも、紅茶、ヤクルト、コーヒーなどなど30種類ほどメニューがあるので、いろんな味を楽しめる。日本語のメニューも用意してくれているので、指を指して注文すれば良い。サイズはMとLがあり、砂糖の量、氷の量を選択する。太いストローをカップに刺して飲む。


続いては台湾で有名なジャージャー麺のインスタントラーメン。ジャージャー麺なのでスープ無しで麺にタレを絡めて食べる。余ったお湯は付属の粉末をかけていただく。ちょっとクセのある味ではあるが、濃い味が好きな人には向いているかも。


最後にこれ、台湾のレシート。台湾のレシートはただのレシートではない。レシートにはどのお店のものでも8桁の番号が表示されている。なんとこれが宝くじの当選番号になっているのだ。

抽選は年6回行われ、例えば11〜12月に購入した分であれば、1月25日に抽選が行われる。最高金額はなんと1000万元。台湾を旅行すればついでに一攫千金も狙えるわけだ。もちろん外国人でも台湾まで行けば換金可能。

レシートは捨てずに持っておこう!

9〜10月分の当選番号。まさに宝くじ。

今回の台北への旅は一緒に行ったパートナーが初めての台湾という事もあり、代表的な観光地ばかりを訪れた。なので初めて台湾へ行く人なら、ぜひ今回の旅を参考にしてほしい(質問等があればぜひぜひ)。

今回もタクシーは一度も利用しなかった。経費を最小限に抑える事ができた。台北に関してはかなり土地勘があるので、もうバスと地下鉄だけを駆使してどこへでも行ける。それくらい外国の都市を極めるのも旅の面白さである。

今回の旅
1012.11.2-1012.11.4 台北
 行き ピーチ・MM021便大阪7:00発 台北(桃園)9:15着
 帰り ジェットスター・3K721便台北(桃園)12:45 大阪16:45着

 航空券往復:2万1000円
 ホテル(2泊):4000円
 諸費用:1万円
 合計:3万5000円


1日目
西門町→中正記念堂→鼎泰豐→台北101

2日目
九份→十分→士林夜市

3日目
台北駅周辺の新東陽でお土産購入





2012年11月28日水曜日

週末海外!台北最終日。ジェットスターで帰国

台北最終日。帰りの便が12時45分だったため、活動時間は午前中の半分くらいしかなかった。最後に僕はどうしても行きたい場所があった。5年前台北に滞在した時にも行った「排骨大王」だ。排骨とはスペアリブのことで、このお店で食べたご飯の上にスペアリブを載せた排骨飯をどうしてももう一度食べておきたかった。あの脂っこくてジューシーな台湾料理を絶対食べて帰りたかった。

当時使っていたガイドブック『地球の歩き方・台湾07〜08』を持参してその店を探す。5年前もこのガイドブックを見て探し当てたのだが、さすがに5年前なので、今回も初めて探しにいく感覚である。付属されている地図を頼りに探すのだが、僕は超方向音痴なので、ガイドブックをくるくる回して、地図の向きと実際の向きが合っているのか常に確認しながら、右へ左へと進んでいった。

なんとか目的地へ到着。「排骨大王」という文字も見える。しかしガレージが空いていない。朝早いこともあったが、ガイドブックには朝9時からとあるので、もう開店していてもいいはずであった。もう少しすれば開店するのかな、と思い待っていると、1人の男性が「何をやってるの?」と声をかけてくれた。この時点で何となくイヤな予感はした。「排骨大王で食べたいんだけど」と言うと、「あの店はもうなくなったよ。カナダへ行ったんだ」

「カナダ!?」

カナダへ行ったってどういうことなんだろう。お店をカナダへ移転したんだろうか。ともかくその男を言う事を信じるなら、排骨大王はカナダへと飛び立ってしまった。でも後からよく考えると「カナダへ行った」というのはあの男の冗談のような気がしてきた。まあけれど閉店したのは事実だ。悲しい。

気を取り直して、近くにあった台湾の有名なお土産のお店「新東陽」で買い物をする。まだ開店したばかりで客は僕らしかいない。のんびりと店内を歩き回れる。

僕が台湾に行ったらお土産として必ず買うもののひとつに紫色のお菓子「紫晶酥」がある。日本語に訳すとしたらタロイモまんじゅうとても言うべきだろうか。ゴルフボールより少し大きめのまんじゅうで中には餡と餅が入っている。決して甘すぎず、外側のサクサク感と餅の食感がたまらない。まだパイナップルケーキや太陽餅ほど日本では有名になってはいないが、これから先ブレイクする可能性は十分あるお菓子である。

今回もそれを買ったのだが、家に帰って食べてみるとなんと餅が入っていなかった。箱の写真を見ても確かに半分に切れたまんじゅうの中には餅は見当たらない。餅が入っていないタイプだったのだ。これには久しぶりに食べる嬉しさも半減である。次からはちゃんと箱を確認しよう。

時間も時間なので空港行きのバスターミナルへと向かう。台北市内から桃園空港までなら離陸時間の1時間半前にはバスに搭乗しておきたい。スムーズに行けば40分程度で到着できる。桃園空港は第一ターミナルと第二ターミナルがあり、航空会社によって異なるのでちゃんと確認する必要がある。

ジェットスターのチェックインカウンター
帰りは僕にとって初めてのジェットスター。行きはピーチだったが、帰りのピーチは時間帯が早すぎたので、ジェットスターにした(2012年12月15日からピーチは台北18:35分発の便の運航を開始する。こりゃ便利だ)。行きと帰りで違う航空会社に乗る事ができるのも片道から気軽に購入できるLCCならではだ。LCCは旅の選択肢を確実に増やしてくれている。LCCなら、今回のように帰りの時間帯が悪いので、帰りは違う航空会社で購入するということができるわけだ。また2ヵ国巡りたい場合でもLCCの片道航空券を利用すれば、非常に楽である。

チェックインの際、不思議な光景が目に映った。ジェットスターのカウンターなのにスタッフはみな中華航空のスタッフなのである。制服も中華航空のもので、ネームプレートにも中華航空のロゴが入っている。どうやらジェットスターは中華航空に搭乗手続き業務を委託しているようだ。人員を雇うより、別の航空会社に委託してしまう方がコストが安く済むのだろう。なかなか大胆な発想ではある。

機内。客室乗務員の制服は何だか学ランのようで縁の部分にイメージカラーのオレンジ色が施されている。ジェットスターも他のLCCと同じくシートは革製で、ドリンク・機内食はすべて有料、またアナウンスはほとんどが録音されたものであった。録音にしたところで、コスト削減には直接つながらないとは思うのだが、何ともLCCらしい機内ではあった。

<<週末海外!台北の旅を終えて>>

2012年11月27日火曜日

週末海外!士林夜市〜人の多さにはご注意〜



1階の様子。フルーツのドリンク屋さんがたくさんある。
たくさんのフルーツが並ぶ。
 台湾の旅には外せない夜市。今回はパートナーが初めての台湾ということもあって一番有名な士林夜市へ行ってきた。士林夜市の最寄り駅は劍潭駅。士林駅という駅もあるが、こちらは少し遠い。初めて来た人なら間違えてしまいそうだ。

5、6年振りに来た士林夜市の印象は「あれ、こんなんだったっけ?」である。前回来た時の夜市の風景はほとんど覚えていないのだが、頭の片隅に残っていた微かな記憶からしても、こんな感じではなかったのは明らかだ。それとも僕の単なる思い違いかとも思ったが、ガイドブックを見てみると、士林夜市は2011年12月にリニューアルしたそうだ。主に1階と地下1階から成っていて、1階はドリングやゲームなどの屋台が多く並び、地下1階は様々な料理の屋台が並んでいる。どちらも人で溢れている。

地下1階の様子。人が多すぎてなかなか前に進めない。

僕らはまず地下1階へと向かう。最初のお目当ては巨大なフライドチキンだ。テレビやガイドブックで紹介されているのを見て絶対に食べてみたかった。このたくさんのお店の中から探すのは大変だろうなと思っていたら、ものの数分で発見。上の写真の右側にある水色の看板がそうである。なかなかツイていた。後でわかったことだが、フライドチキンの屋台は地上1階にもある。

巨大フライドチキン。50元。辣椒(七味唐辛子のようなもの)を好みでかけてくれる。
こちらが1階のフライドチキン屋さん。こちらは55元。
続いて台湾の名物がいろいろ食べられそうなお店を探す。人ごみの中、歩き探すのはなかなか億劫だったが、これも運良くすぐに空席を見つける事ができた。メニュー表を渡され、自分が注文したい料理にチェックを入れていく。机上には写真付き日本語付きのメニューがあるので、とても選びやすい。注文した料理が全部来たところで料金を支払う。この屋台で注文したのは次の3つ。

机の上には社員と日本語入りのメニューが貼られています。
 1つ目は僕の大好きな肉団子スープ。中国語では「貢丸湯」。弾力のある食感がたまらない良い。


2つ目が魯肉飯(滷肉飯とも)。台湾の国民食でいたるところで食べられる。脂身を多く含んだ部分の豚肉を細切りにし、醤油などで煮込み、ご飯の上にぶっかける。多少脂っこい食べ物ではあるが、その脂っぽさがまた良く、食欲をそそる食べ物である。本当に何杯でも食べらそうな美味しい一杯だ。


最後はワンタンに辛いタレをかけたもの(名前は忘れてしまった)。正直これはイマイチであった。タレが辛すぎて他の味があまり感じられなかった。辛いもの好きな人向きである。

もっとたくさんの料理を注文して食べ比べしてみたかったが、前述通り、なんせお腹があまり空いていなかった。夜市へは十分お腹を空かせてから行く事をお勧めする。


ちょっと場所を変えて、最後はマンゴーかき氷!もう満腹ではあったが、デザートは別腹、と自分に言い聞かせた。

見てみると氷の質感が日本のものとは全く違う。日本はシャリシャリしているが、台湾はフワフワしていて雪のようである。氷自体少し黄色い。マンゴーのシロップか何かを混ぜているのだろう。その上にマンゴーをたっぷりとかける。こんなの日本なら1000円くらいとられそうだが、台湾では400円前後で食べられる。

本当に満腹になったところで、地下を出る。美味しい食べ物を味わえたのは最高だったが人ごみに紛れながら歩くのは多少疲れた。活気があるのは良い事だが、のんびりしながら歩くというのには向いていない。ちょっとした覚悟が必要である。

夜市を出て、駅まで歩くまでにもたくさんのショップが並ぶ。見るだけでも楽しい、と言いたいところだが、人が多すぎてあまりそういう気分にはなれなかった。本当に何かのお祭りかと思うくらいの多さである。スリに遭わないよう気をつけて歩いた。

お寺の前を通ったとき、段差のあるところで多くの人がそこに座って何かを食べているのを発見。よく見てみると僕の大好きな麵線ではないか!お寺の隣に麵線の屋台が出ていた。一気にテンションが上がり、満腹なのも忘れて、早速列に並ぶ。僕も他の人と同じように座って食べた。西門町の「阿宗麵線」にも劣らない美味しさだった。

超人ごみの中、見つけた麵線は絶品だった。
そのお寺の中はこんな感じ。

最後にこんなおっちゃんを見て士林夜市の旅終了。人の多さに圧倒されながらも、これぞ台湾!という食べ物を堪能できた。これから訪れる方にはお腹を十分に空かせてから行っていただきたい。あとスリにもご注意を。

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2012年11月21日水曜日

週末海外!「十分」を知っていますか?


九份は日本でもすっかり有名な観光スポットとなったが、「十分」という地名もあることをご存知だろうか。僕も旅立つ直前に本屋でガイドブックを立ち読みして、初めて知った。そしてそれを見て即、行こうと決めた。


十分駅は瑞芳駅で平渓線に乗り換えて行く。上の写真のようなカラフルな電車に乗車する。平渓線には一日乗車券が50元くらいで販売されており、これがあれば何度でも乗り降り自由である。しかし十分しか行かないのであれば、通常の切符を買った方が少しは安く済むであろう。


ここの名物といえば、お店の間スレスレを走る電車の風景。上の写真ではまだまだ距離が保たれているが、接近しているところは本当に人一人入れないくらい接近している。そこは危険すぎて写真が撮れなかった。非常に残念。


電車は1時間に1本しか来ない。そのため電車が通らない時は線路の上で記念撮影もできる。

それだけではない。


このように線路の上でランタン上げをするのがこの町一番のイベントなのである。ランタンは100元から購入でき、4面に墨で自分の願い事を書くことができる。そのあと下の部分にあるロウソクに火をつけると(点火はお店の人にやってもらう)、勢いよく飛んでいく。火をつけてから飛んでいくまでに少し時間があるので、その間にランタンを持った状態でお店の人が写真を撮ってくれる。


こんな感じだ。もっときれいな字で書けば良かった・・・。4面あるので願い事はたくさん書ける。色も様々あり、色によって金銭運や恋愛運などの区別がある(4面とも違う色のランタンが一番値段が高い)。まさに自分が上げたい運をUPするわけだ。


僕らが墨で願い事を書いているとき、向こうの方を見ると、なんと巨大ランタンが出現した。誰か気前のいい人が飛ばすのだろうか。


かなりデカイ!!!!!!111



巨大ランタンは無事飛んでいった。


台湾には何度も行った事があるが、十分を訪れるのは初めてであった。こんなに楽しく非日常的なことを味わえる場所があるなんて知らなかった。今回の旅の中で本当に来てよかったと思えた場所であった。あの時本屋でガイドブックを立ち読みしていなかったら、ここには来ていなかった。本当に情報って大事である。

最後におすすめの食べ物をひとつ紹介。



駅前にあるチキン屋さんでなんと中にはお米が入っている。いつも行列ができている。

お米入りチキン!

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2012年11月20日火曜日

週末海外!台北2日目。九份へ②


バスを降りると、目の前には展望台があり、天気が良ければ(九份は雨が多い)、海と山を同時に眺められる素晴らしい景色に出会える。


中へ入っていくと、臭豆腐、ソーセージ、またオカリナのお店などが並ぶ。道幅は狭く、段差もあるので注意しなければならない。


こんな細い道で、バイクの後ろに台車と取り付けて走るクロネコヤマト。危険だけどスゴイ。荷物も上手いことバンドで固定している。


たこ焼き機でまんまるに焼き上げたかまぼこのようなものを食べてみる。味付けは胡椒とカレー粉だ。なかなか悪くわない。


『地球の歩き方』にも記載されている「頼阿婆芋圓」というお店でデザートをいただく。芋圓はサトイモ、サツマイモをお餅状にしたもので九份の代表的な名物である。このお店では熱いものと冷たいものを選べるのだが、冷たいものを頼んだ場合、もともと熱い芋圓の上に氷を豪快に入れられる。氷を入れて混ぜれば冷たくなるというわけだ。これはなかなか大胆な発想である。


猫達に遭遇。思わず写真を何枚も撮ってしまった。じゃれている姿がなんとも可愛い。


ここへ来ると一気に日本人率が高くなる。やはりここが目玉スポットなのだろう。


そのすぐ隣には「昇平戯院」という映画館跡がある。かつてゴールドラッシュに沸いていた時代はチャンバラ映画が連日上映されていたという。5年前にここへ訪れたときは内部は崩壊していたが、今は当時の映画館の姿に復元され、九份を紹介する映像が流れている。映像は日本語でおそらくNHKかどこかで放送されていたものと思われる。



そのまま下るとバス停にたどり着く。九份もここで終わりである。都会では見る事のできない情緒深い街並には本当に癒された。歩く距離もちょうどいい。本当ならいろんなものを食べ歩きしたかったが、依然としてお腹がいっぱいだった。今度はお腹を空かせて来よう。次ぎ来る時もこの風景が残っている事を願う。

<<続く>>

2012年11月19日月曜日

週末海外!台北2日目。九份へ①

1日目の夜、僕らは夜市へ向かう予定だったが、あまりにもお腹が減りすぎていないため、その日は見送り、ホテルへ戻ることにした。帰り道、台湾の名物・水煎飽のお店を発見。


値段は1個12元〜20元程度。言うなら小さい肉まんのようなもので食べ歩きには最適な食べ物である。種類は主に肉中心の餡、ニラがたくさん入った餡の2種類。ニラの入ったものは「韭菜水煎飽」。食べる際はかなり熱いので注意が必要。味は最高にウマい。

2日目。「千と千尋の神隠し」のモデルとされている場所として有名な九份へ向かう。台北から九份への行き方は主にふたつ。ひとつ目は鉄道で「瑞芳」まで行き、そこからバスで九份まで行く方法。もうひとつは地下鉄・忠孝復興駅にある「金瓜石」行きのバスに乗り、九份まで行く方法。後者の方が乗り換える必要がなく直接行けるため便利だが、鉄道の旅を味わいたい人は前者を選んだら良いだろう。僕も久しぶりに台湾の鉄道に乗ってみたかったので、前者を選んだ。



瑞芳までは76元。「無座」は席無しの意味。すでに満席で立ったまま乗らなければならない。台湾の鉄道は当日購入では席を確保する事は難しい。2、3日前から購入する必要がある。だが瑞芳までなら30分程度で着くので、全く問題はない。



車内。なんだか何かを食べている人が多いような気がする。



「無座」の人は居場所はここになる。通路に立つのもOK。



瑞芳に到着。都会というほどではないが、お店がたくさんあって活気がある。駅のすぐ前にバス停があったので、ここから乗るのだと思い、路線図を眺める。するとバス停に座っていた小太りのおばさんが声をかけてくれた。『あんた、九份へ行くの?』僕がそうだと言うと、『週末はここじゃなくて、向こうの警察署前のバス停から乗るのよ』と聞いてもいないのに教えてくれた。話し方が多少怒り口調だったし、僕の中国語のリスニング力が退化していることもあり、半信半疑だったが、10分くらい歩くと、おばさんの言う通り警察署があり、その前にはちゃんとバス停もあった。あのおばさんのおかげで事がスムーズにすすんだ。言ってくれなければ、ずっとあそこで佇んでいた。感謝である。


これが九份行きのバス。一見ツアーバスのように見えるが、路線バスなのでこれに乗り込む。九份までは15元。


ここが九份の入り口。すでに人がたくさんおり、ここの特徴である赤い提灯も見える。入るのにワクワクさせられる。

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