2011年12月21日水曜日

重慶市の幹部が“糞水”を飲む

近日、「幹部が“糞水”を飲む」というニュースがネットユーザー達を震撼させた。12月16日、重慶渝中区の副区長など数名の幹部らが「黄沙渓環保緑化基地」を見学した。基地の技術総務・楊朝虹氏は“糞水”をあらゆる環境保護工程で浄化した水を持ち出し、王勇副区長、市人大城環境委員会・姚代雲主任がその水を飲んだ。


この“糞水”が本当に純水になるかどうかはわからず、信じるも信じないもあなた次第だが、現地の幹部は信じた。しかも黄沙渓汚水処理場でこの“糞水”を飲み、口当たりは甘く、すがすがしい香りがすると述べた。このようなことがあって、ネットユーザーらは新たな単語を作り出した。“领导喝粪水,有点甜(幹部が糞水を飲み、ちょっと甘い)”

副区長は“糞水”を飲んだが、本当の狙いは“水”ではなく、市民の信用を得ることにある。糞水が利用可能な浄水に変わることは可能だが、一般市民にはあまり理解されていない。けれども、政府は汚水処理場の建設を主導し、それが可能であることを証明するために、もっともいい方法として選んだのは飲むことだった。幹部はこのようにし、「見てください、私達は市民の税金を全く無駄にはしていません」と言った。

幹部がメディアの前で“何かを飲む”というのはこれが初めてではない。2007年に太湖で藍藻汚染が発生したとき、市民に飲用水が安全であることを信じさせるために、無鍚市の楊衛沢書記はホテルからでる水でお茶を作った。2008年の三鹿粉ミルク事件の時には、市民が粉ミルクを敬遠しているのを解消するため、石家庄市の張殿奎副市長が繁華街で牛乳を飲んだ。2011年、福島の核危機の時には、市民の核汚染の心配を和らげるため、日本内閣府の園田康博政務官がメディアの前で、放射能区域の処理水を飲んだ。これらの例はみな公共の安全が脅かされたときのことだが、“糞水”を飲むというのは公共事業の価値を証明するためであり、似て非なるものだ。市民の感情を落ち着かせるため、市民の心配を解消するため、社会の安定を維持するための“模範行為”は、市民は逆にしたくないし、信じたくない。幹部たちの行為はかえって逆効果で、自分の親近感をアピールし、自分の知名度を高めようとしているだけで、何の為にもなっていない。これが、幹部らが“人情味があり道理に合っている”のを持っていることをパフォーマンスする所以だ。
http://tech.gmw.cn/2011-12/20/content_3217793.htm(光明網)12月20日

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