2011年8月2日火曜日

鉄道事故被害者の遺族はツイッターで何を語るのか


7月23日に発生した中国高速鉄道事故で5人の家族を失った揚峰さん(上の動画の方)が、事故以降に「微博(中国版ツイッター)」のアカウントを開き、すでに17万人にフォローされています。

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8月2日時点で72のツイートがあり、それぞれに何千ものコメントが寄せられています。いったい彼は何を語っているのでしょうか?

初めてのツイートでは

「私は陳碧の夫、揚峰です。今日は多くの記者たちから逃げてしまい申し訳ありません。記者たちには心から感謝しています。」7月26日 20:15

その5分後には

「事の過程を知りたい方は私までご連絡ください。カメラの前では言えないのが心苦しいです。みなさんありがとう」7月26日 20:20


記者の前に現れることができない、カメラの前では言えない、という彼の発言がとても気なってしまいます。何かメディアの前で喋らないよう圧力があったのでしょうか。その40分後には

「圧力はありましたが政府からの直接の圧力ではありません、みなさんご理解をお願いします」7月26日 20:58

政府からの圧力ではないものの、何かしらの圧力はあるようです。2日後には温家宝首相に会われた時の様子も語っています。

「私は温首相にお会いしたとき、4つの問題提起、要求をしました。1.7.23の大事故は鉄道の技術的な事故なのか、それとも人為的事故なのか。2.7.23の大事故発生直後、鉄道部は具体的な救出策を持っていたか。3.被害者は故郷に戻りたいことでしょう。政府がご遺族にご遺体を故郷へ運ばさせてあげることを望みます。4.事件発生から100時間以上経っても、鉄道部は第一責任者として、なぜそのトップたちはまだ私たち被害者、遺族の慰問に来られないのでしょうか。私はこの4つを提起しました。他の被害者たちはまだ賠償などの大切な問題が残っています。」7月28日 21:24

家族を5人も失って、とてもつらいはずなのに、勇敢に発言、行動し続ける揚峰さんは本当に素晴らしいと思います。しかも、揚さんはツイッターの中で、自分に関心を寄せてくれた読者に感謝の言葉を何度もツイートしています。応援してくれている人たちの感謝の気持ちも忘れてはいません。このようなツイッターでのつながりが大きな力となるでしょう。

引き続き彼が何を語るのか、追っていきたいと思います。

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