2011年6月12日日曜日

中国人の人間関係論

中国人と接していて、ここは日本とずいぶん違うなと感じることがあります。

例えば、中国人の会社の人との付き合いについてです。小さい会社であればあるほどそうだと思うのですが、仕事上ではもちろん中国でも上司と部下の関係があって、上司は部下に対して厳しくしたりするのですが、仕事が終わり会社を離れた瞬間、もう上司と部下と関係ではなくなり、友達となるのです。彼らは一緒にご飯を食べたり、家に招いて、お菓子を食べながらおしゃべりしたりします。

日本でもご飯を食べたり飲みに行ったりしますが、それはあくまで上司と部下の関係という前提です。部下は上司に気を遣い、上司のビールを注ぎ、上司のつまらない愚痴を聞き、何だかんだ仕事の話になります。

しかし、中国ではまったくそんなことはありません。完全に友達です。気を遣うこともありません。上司のつまらない愚痴を聞く必要もありません。

僕のエピソードですが、僕は中国人の友達とその友達の上司の家でご飯を食べたことがあります。僕とその上司はその時が初対面です。その友達は上司の家にお邪魔するときに、日本人である僕を一緒に連れてきて、上司も僕を歓迎してくれます。日本だったら、上司の家に行くのに、上司の知らない人を連れてくるなんてなかなかできるもんじゃありません。でも中国ではこんなの普通です。第一、中国人はよく自分の友達を会社に連れてきて、上司に紹介します。これも日本ではあまりないことです。

僕が思うに中国人は厳しい上下関係があまり好きではないように感じます。中国の学校には部活みたいなものはほとんどないですし、体育会系の厳しい上下関係の下で育ってきた人はほとんどいません。中国人はとても人情味があって、上司だろうと部下であろうと楽しみながら付き合うのを好みます。

中国に駐在される方、中国に進出しようとしている中小企業の社長の方などはこの中国人の習慣を理解しておく必要があると思います。そうでないと、中国人と付き合う上で弊害が生まれるかもしれません。「なんで仕事が終わっても、この人こんなに冷たいんだろう」って思われるかもしれません。日本の企業精神をそのまま中国に持ち込むのは危険です。

ビジネス経験なしの僕がこんなエラそうなこと言ってスイマセン。。
でも本当にそう思います。反対意見があれば、コメントください。

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