2011年5月21日土曜日

WHO、台湾の名称を「中国台湾省」

中国専門情報誌チャイニーズドラゴン5月17日号によると、WHOが昨年9月に加盟国に対して台湾の名称を「中国台湾省」とするよう求める内部文書を配布していたことが明らかになりました。これには、対中融和路線の馬英九総統も「台湾の主権を軽視し、台湾人の感情を傷つけた」と反発しました。中国とは仲良くやって行きたいけれど、そこはやっぱり譲れないといった感じです。そういえば、去年の東京国際映画祭で中国代表団が台湾代表団に対し、「台湾」という名称を使うなと圧力をかけ、ビビアン・スーさんなどの台湾の役者さんたちが辞退せざるを得なかったという事件がありました。あれには中国側に非があると僕は思います。中国国内ならあれでもいいけど、場所は日本です。日本では一般的に台湾は「台湾」と表記します。海外に来る以上、違う考え方もあるわけですし、それを尊重しなければならないはずです。それを「何が何でも『台湾』はダメだ!」という風に圧力をかけてしまうのは本当に大人気ないことです。あれは「ここは日本だししょうがないか」くらいの気持ちを持つこと大切です。圧力かけたって中国のイメージが悪くなるだけです。

それから北京オリンピック開会式での各国入場の際、台湾が登場したとき、会場のアナウンスがどの名称で呼ぶのか、僕はずっと気になってました。結果は英語で「Chinese Taipei」、中国語で「中華民国」と呼んでいました。「中華民国」だったので、まあ台湾の人も納得のいく呼び方だったと思います。さすがの中国もあの大舞台では台湾へ譲歩、配慮したほうが良いと判断したのではないでしょうか。あそこで台湾に圧力をかければ各国から大ブーイングが起きたでしょうから。

最後に、中国の「台湾は中国の一部だ」という気持ちはわかりますが、中国側が台湾を「台湾省」と表記するのはいくらなんでも無理があると思います。大陸とは全く制度が違うのですから。香港のように「特別行政区」という名称ならまだしも、台湾を他と同じ省と扱おうとするなんて都合が良すぎます。


それにしても台湾にはいろいろな名称があります。
「台湾」「中華民国」「中国台湾」「中華台北」「チャイニーズタイペイ」「台湾省」
みなさんにはどれがしっくりくるでしょうか?

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