2011年5月5日木曜日

『ことばと文化』

慶応義塾大学の鈴木孝夫名誉教授が書かれた『ことばと文化』です。教科書にも載るくらい大変有名な本です。日常の何気ないことを書かれていることが多く、読んでいるとそういえば何でなんだろうって思ってしまします。例えば、兄に対しては「おにいちゃん」とか「兄貴」とか言うのに、弟に対しては「おい、弟」とか「弟ちゃん」とは言いません。そういえばそうです。父親が自分の子供に対して「パパはね」と言う風に自分を「パパ」と呼びます。よく考えたら不思議です。

他にも「飲む」と「drink」の違い、「壊す」と「break」のの違いの説明とかなかなか面白いです。コーヒーだったら日本語も英語も「飲む」「drink」を使うけれど、飲み薬だったら日本語は「飲む」だけれど英語は「take」を使う。「飲む」と「drink」の意味が必ずしも一致しない、そのようなことが書かれてます。

ことばと文化の隠れた関係をいろいろ分析されていて、非常に面白い本です。


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