2011年5月26日木曜日

中国の迷い方・僕のルームメイト

前の記事でも書いたように、僕は旅行中、ユースホステルに泊まっていました。6、8人部屋に他の客と部屋をシェアするというタイプの宿です。このタイプの部屋に泊まることによって様々な人たちと出会うことができました。国籍も中国人をはじめ、アメリカ人、カナダ人など多様です。

青島だけでも数人と仲良くなれました。まず最初に仲良くなったのは深圳のIKEAで働いている中国人。年齢は確か25、6歳。広東省の人なので広東語を話します。聞いてるこっちはさっぱりわからない。僕が日本人だと知ると、非常に興味を持ってくれて2人でご飯を食べに行きました。小さなお店で食べたショウロンポウと青島ビール。最高です!
これで確か5元。安すぎます!!そしてめっちゃおいしい!!中国は高級店よりも「小吃店」と呼ばれる小さいお店のほうがおいしかったりします。なので見た目はちょっと陳腐な店でも、勇気を持って入って食べてみることが大事です。思わぬおいしい食べ物に出くわすことができるかもしれません。ただこういう小さい店は衛生的に問題があるところもあるので気をつけましょう。

翌日、その深圳の友達は僕より先に帰ることになりました。が、彼とはまたマカオで再会することになります。そして彼の家に一泊させてもらうことになります。出会いって本当に良いもんです。

2人目に仲良くなったのが、上海で中国語を学んでいる若いアメリカ人。旅行で青島に来たのだそうです。その夜、宿でパーティーがあったのですが、ビールを飲みまくって、そして英語の達者な若干化粧の濃い中国人の女と戯れていた。2人の行方が気になる。

3人目はちょっと中年の中国人だったのですが、なんと彼は大学で講師していて、しかも日本語ができる!学生の頃に学んだのだそうです。日本の芸能にも精通していて、東京ラブストーリーとか織田裕二とかも知っていました(ちなみに中国語では「东京爱情故事」)。あと酒井法子も知っていました。(「酒井法子は今どうなってるの?」と聞かれたので、「彼女はもう釈放されて、今大学に通ってる」って言ったらビックリされました。まあそりゃビックリするでしょう。

彼とのおしゃべりの時間はとても有意義でした。話していてためになることがいっぱいありました。語学の身につけ方とか。それから僕は「中国は今とても発展してますね。もう日本を抜きますよ」と言ったら、「いや、実際にはまだまだ日本にはかなわない。瘦死骆驼比马大だよ」と言いました。この「瘦死骆驼比马大」という表現、中国では有名な言葉だそうです。意味は

普通のラクダは馬より大きい。たとえラクダが痩せ死んだとしても、それでもまだ馬より大きい

という意味です。つまりラクダが日本で馬が中国。どれだけ日本の経済が衰退し、どれだけ中国の経済が発展しても、まだ日本にはかなわない、ということを彼はこの言葉で表現しました。なかなか上手い表現です。経済で勝っても、日本人のチームワーク精神とか協調性とかにはかなわない。これらをクリアしない限り、中国が日本を抜くことはありえないとおそらく彼は考えているのでしょう。こういう冷静な見方をする中国人もいるんだなって思いました。さすが大学講師!!

《続く》

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