2011年4月9日土曜日

清真食堂

中国の大学には普通の食堂以外にも、清真食堂というものがあります。これはイスラム教を信仰している(中国語では“回民”)学生のための食堂です。なのでここの食堂では豚肉を使った料理は絶対にありません。こういうのを見ると、中国はちゃんと少数民族への理解もあるんだ、と感じることができます。

ただ、問題もあります。ここの食堂で働いてる料理人、全員が回民ではないということです。

ある日、僕は漢民族の学生に「清真食堂で働いてる料理人は回民じゃないけど、問題ないの?」と聞きました。すると、彼女は「全然問題ない、回民は豚肉さえ食べなければいいわけだから、料理人が回民かどうかは問題ないよ」と言いました。

また別の日、今度僕は回民の学生に同じ質問をしました。すると、彼女は「問題あるよ。けど人手が足りていないから、しょうがない」と答えました。

ここに意識のズレがありました。漢民族はそれくらい大丈夫だと思っていても、回民はそうではなかったのです。ただマイノリティなので、しょうがない。まだまだ漢民族の人たちは少数民族の人たちに対しての理解が足りないのでは、と感じた瞬間でした。


ちなみに、僕はこの清真食堂をよく利用していました。とてもおいしかったからです。そこら辺のレストランよりレベルが高かったです。チンジャオロースーの味が忘れられません。

2 件のコメント:

  1. やはりみんなは自分の立場で考えています。
    コミュニケーションが必要で、理解し合いましょう。

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  2. そうですね。特に中国は多民族国家だから、お互いの価値観を理解しなきゃいけないですよね。

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